いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
薬というのは半減期があって
用量に対してどれくらいの頻度で飲む必要があるか?
というのが定められています。
常時服用する薬であれば
血中濃度がある程度のこぎりにはなりますが、
薬効を示すくらい一定になるように制御します。
その薬の半減期は
薬剤の成分の分解によって決まっている部分もあるので
薬剤の構成によっておおよそ決まります。
もちろん何らかの装飾をすることで
分解速度を変えられる可能性はありますが、
その可動範囲も限られているかもしれません。
細胞特異的輸送系統では
ナノ粒子に薬剤を入れることも想定しているので
そのナノ粒子の分解速度を制御することで
中にある薬剤の放出速度を同様にコントロールできる可能性があります。
例えば、pHの変化に対して鈍感で
ゆっくり分解していく「殻、胞」であれば、
薬はゆっくり放出されるので半減期を長くできる可能性があります。
これが実現されたときに
どのようなメリットがあるか
継続的に考えていきますが、
一つとしてワクチンのアドジュバントがあると思っています。
アドジュバントの半減期は42時間ですが、
それをもしかなりゆっくりにすることができたら
ゆっくり免疫機能を刺激することができるので
ひょっとするとメリットがあるかもしれないし
抗体の持続時間にも関わる可能性があります。
ナノ粒子に入れることで
投薬が複雑になる部分はもちろんありますが、
物理化学的性質の自由度が上がります。
その一つとして薬の量が半分になるまでの時間
半減期を長くすることができるかもしれない
というのがあります。
以上です。

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