2021年2月4日木曜日

ChAdOx1 nCoV-19(AZD1222)ワクチンの接種回数の影響と持続期間

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

新型コロナウィルスのワクチンがどれくらい継続するか?
このことに関しては、
継続的にワクチンを接種する中での
接種間隔を考える事に繋がります。
2回接種が基本的で、多くの人が接種するので
少なくとも数か月はかかりますから
それを1年間隔となるとプログラムとしては
かなりタイトになります。

一部報道されていましたが、
アストラゼネカ社(さん)とオックスフォード大学が
供給している日本に届く予定のワクチンの
継続期間について情報共有します。

1回接種で接種から22日から90日の間での
ワクチンの予防効果は76%で
それは3か月間低下しなかったとあります。
従って、
一回接種だけでも効果がある事が示されます。
3か月のインターバルで2回接種の後の予防効果は
82.4%となっています。
従って、
ワクチンのインターバルとしては4週から12週が推奨されますが、
まずは1回接種を多くの方に迅速にして
2回接種を間を空けてするなどのプログラムなどが
多くの方に速くワクチン接種を実施する上で有効だともいます。
基本的には
このワクチンは55歳以上の治験データの報告がない
と理解しています。
その中で欧州の数カ国は65歳以上の高齢者への接種を
推奨しないと声明を出しています。
日本もこれに従うならば、
65歳以下の数千万人の人に対して
最大で3か月のインターバルを考えて
1回接種をどう迅速に行うかが検討項目になると考えられます。
ただ、高齢者に接種予定のファイザー社(さん)の
ワクチンに関しては日本での接種のデータが揃ってくるので
供給量や疫学データとの兼ね合いの中で
どのようにミックスしていくかが考えられるところだと思います。
参考文献(1)によれば
基本的にはワクチン接種群における有症状の方に対する
無症状の方の割合がコントロール群に比べて多くなっています。
このことは、
基本的にワクチンは予防するだけではなく
軽症化する事にも貢献することを示しています。

以上です。

(参考文献)
(1)
Merryn Voysey et al.
Single dose administration, and the influence of the timing ofthe booster dose on immunogenicity and efficacy of ChAdOx1nCoV-19 (AZD1222) vaccine 
Lancet preprint Posted: 1 Feb 2021

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