2020年9月15日火曜日

多面的な科学的データに基づく

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

日本では新型コロナウィルスに対する
社会の警戒感は非常に強いです。
どこか拭いきれない不安感が蔓延しています。
それが経済を停滞させている一つの原因です。
ワクチンに安心を託していいのか?
そういった疑問もあると思います。
そのワクチンの開発は通常、数年かかるといわれています。
おそらく第三治験段階の評価において、
大規模かつ長期的な評価が必要な事と、
その成功率の低さに起因する部分があると思っています。
その中で1年、1年半という期間で
安全で効果的なワクチンを開発する
開発側のプレッシャーもあります。
しかし、そうした状況に対して
警鐘が鳴らされている部分があり、
治験はしっかり進められるべきだし、
その治験による評価はFDAなどの信頼ある公的機関によって
なされる必要があるという見方があります。

そこでワクチンを開発する9つの会社
〇AstraZeneca (LSE/STO/NYSE: AZN), 
〇BioNTech (NASDAQ: BNTX), 
〇GlaxoSmithKline plc (LSE/NYSE: GSK), 
〇Johnson & Johnson (NYSE: JNJ), 
〇Merck (NYSE: MRK),
〇Moderna, Inc. (Nasdaq: MRNA), 
〇Novavax, Inc. (Nasdaq: NVAX), 
〇Pfizer Inc. (NYSE: PFE), 
〇Sanofi (NASDAQ: SNY), 
のCEOは「科学に基づいて判断する」と
共通声明を出しています(1,2)。
アルトラゼネカ、ファイザー、ノババックスなど
日本に供給予定、あるいは提携している企業は
いずれもこの声明に則るとされています。

しかし、そのワクチンに対するアメリカの調査によれば
〇ワクチンを接種したい:49%
〇わからない:31%
〇接種したくない:20%
となっており積極的に摂取したい人の割合は
約半数となっています(1)。
しかしながら
FDAの承認を得るべきと考えている人は
それを上回る68%となっています(1)。

集団免疫が働くためには
どれくらいの割合の人が摂取すればいいか?
といった点もあります。
今後、インフルエンザのように任意にするのか?
接種間隔はどうするのか?
どのワクチンを選択していくのか?
色々未定なことがあります。
またワクチンの治験では、抗体が入っていない偽薬でも
副作用が確認されていることもあり、
本来、薬剤にないはずの副作用が
社会で顕在化することも考えられ、
その点でも難しさがあるなと思っています。
できる事は色々あると思いますが、
一つは上述したように
「(多面的な)科学的なデータに基づく」
ということだと思います。

以上です。

(参考文献)
(1)
Don’t shortchange public trust in science
Nature Cancer (2020)
doi.org/10.1038/s43018-020-00123-2
(2)
Pfizer
BIOPHARMA LEADERS UNITE TO STAND WITH SCIENCE
https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/biopharma-leaders-unite-stand-science

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