2024年10月7日月曜日

小児脳腫瘍の治療は7つの項目が実現したら確実に変わる

脳腫瘍は大人でも珍しい腫瘍の一つです。
希少がんに位置づけられるかもしれません。
特に子どもの場合はそうです。

しかし、高グレードのグリオーマを始め、
致死率の高い、現在の医療をもってしても完治が難しい癌種もあります。
子どもは、基本的に大人よりも生存率が高いですが、
それでも、難治性の脳腫瘍がある事は事実です。

現在の
外科(物理的摘出)、
放射線(高エネルギー細胞死)、
内科(薬物治療)。
これに加えて、
(1)集束超音波による治療。
(2)細胞種特異的薬物送達システム。薬物動態評価。
(3)投薬条件の最適化(空腹、超音波照射など)。
(4)ctDNA、ctRNA、細胞外小胞による微小残存病変評価。
(5)細胞外小胞分離による残存病変癌細胞形質評価。薬剤選択。
(6)iPS細胞技術との形質整合。細胞の再現。
(7)iPS細胞技術による薬剤スクリーニング。

これら7項目が小児脳腫瘍の治療に加わり、確立されてくると
さすがに治療実績は今と変わってくると思われます。

私に対する信用の有無。
私の社会的存在の有無。
私がそれをやるかどうかの有無。
重要なのは、それによって
これらの7項目の私が提案した技術は決して消えるわけではない。
このことです。
かなり高い確率で上の7項目が実現したら
小児脳腫瘍の治療実績は変わると思います。

集束超音波は思ったよりも低温から細胞死が起こる可能性があります。
すでにイスラエルのメーカーが
それを具現化しているわけですから、
これの実現可能性はおそらく高いです。
あとは、トランスデューサーの
位置制御などの性能をどこまで上げられるか?
それによって、治療実績も変わってくると思います。
これができると
外科的な摘出が難しい深部組織を含めた組織を
放射線とは違ったモデルで組織を壊死させることができるため、
そこで確実に治療モダリティーの拡大が生じるという事です。
小児脳腫瘍は色んな部位にできるので、
こういった場(物質波、音)による介入は
確実にその位置を任意に狙えるので適しています。
小児脳腫瘍を治る疾患にするためには
集束超音波は必要になると思います。

投薬条件は、脳へ送達させる場合には特に必要だと思います。
おそらく、空腹になると脳に届きやすくなります。
もともと、血流の多くは脳神経系に行くので、
その部位に送達されやすいということはありますが、
さらに空腹、安静などの適切な条件があるはずです。
こうした血流の評価は
動物で重水を使った代謝磁気共鳴解析できるので
それで、脳に送達されやすい条件を観ればいいという事になります。
この時には超音波などを照射して、
さらに局所性を高める事ができるか?
それの検証も考えられます。
例えば、マウスでそれとfMRIなどで血流と関連付けておいて、
実際に患者さんに治療するときに、
fMRIで血流を観て、薬物動態のベースとなる
血流の局所性を評価できるか?
このことがあります。
これも、特に空腹などはすぐにでもできることです。

Circulation tumor DNAに関しては
日本から良い報告がでたので、
そのままの勢いで出来るのではないかと思われます。
特に説明するまでもありません。

細胞外小胞の分離技術は一番、実現が難しいです。
でも、これができれば、本当に色んなことができるし、
さらにその中で発見もあるし、
薬物送達システムや
小児脳腫瘍の一般的な治療にも波及します。
残存病変の癌細胞物質を高純度で扱えることは
極めて貴重な機会です。
それを元に適切な薬剤を選択することができます。
これは今、現在進行形で行われている治療にも適用可能です。
また、表面タンパク質の特徴が分かれば、
抗体薬物複合体の適切な選択、
あるいは将来的には細胞種特異的薬物送達システム。
これによる治療にも生かす事ができます。
また、ちょっと手続きとしては時間がかかるかもしれないけど、
患者さんの取得可能な細胞から
iPS細胞技術で病態再現した脳腫瘍、癌細胞の中から
細胞外小胞分離で得られた
同じ患者さんの残存した癌細胞の物質情報と近いものを選び出して
それを培養する事で
より患者さんの残存癌細胞に近い細胞を見つけることができる。
この可能性もあります。
そうすると細胞に対して数百種類以上の薬物をスクリーニングして
一番、効果のある薬剤を選択できます。
あるいは、他の患者さんでもいいから、
小児脳腫瘍の癌細胞をiPS細胞技術でストックしておいて、
その癌細胞の中から、
患者さんの残存癌細胞との類似性を
細胞外小胞の物質と評価できれば、
厳密には同じではないけど、一定の効果があるかもしれません。
この場合、プロセスが速くなります。
どう考えても
私の信用があろうが、なかろうが、
私が社会に存在してようが、なかろうが、
私が実際にやるか、やらまいかに関わず、
この分離技術は確かな価値として残したし、
将来の事を考えると、やっぱりやった方がいいと思います。





 

0 コメント:

コメントを投稿

 
;