2025年7月11日金曜日

長寿命化の為の水、栄養送達

 和田秀樹さんは、高齢の方を多く診られて(観られて)きている中で明らかにしっかり動物肉(特に牛肉など)を食べる人のほうが長生きで、健康状態もいいと言われていますし、一部の疫学的データからBMIがやや標準よりも高い人が結果的に長生きになっていると言われています。私はこれに対して、いくつかの意見を持っています。一つは肉を食べるのはいいですが、それとセットとして良い植物性食品を摂ってほしいという事があります。一番は、葉物野菜ではなく、果物ですね。歯が丈夫なら、是非、リンゴをそのまま丸かじりで食べてほしい。リンゴは咀嚼機能が必要で、それをすれば、脳にもいいはずです。後は、加わったことして、水ですね。いい水を取ってほしい。今の世界にある情報源だけではどの水がいいかはわからないけど、その人が地域に住んでいるスーパーやドラッグストアなどを回って、2L、100円以下の安い値段で売っている水の内、飲んでみて最も自分が美味しいと感じる水を選べばいいと思います。体調が悪くならなければ、むしろ少しいいなと思うのであれば、ひたすらリピート(鬼リピ)すればいいと思います。
 和田さんは多く高齢者を見られて感じている事なので、私よりも現場の確かな情報を持っているといえますが、最も細かく考えていく余地もあるのかなとは思います。根本的な事として、肉であれ、エネルギーの元になる栄養素を体全体の細胞に運ぶことの重要性が特に後期高齢者では高いといえるのではないか?という事ですね。それは、細胞も老化してきて、体全体のシステムが脆弱になってきて、食べても栄養が隅々の細胞まで届かなくなる。また、そもそも食欲がなくなってきて食べられなくなるという事があるかもしれません。和田さんは性ホルモンの補充を勧めていますが、もっと自然な方法として、私は「定期的な運動」が大切だと思っています。しっかり下半身を使って、基本的な運動である「徒歩(歩く)」の習慣が重要でしょう。筋肉がつくと食欲、パワーが出てくると思います。栄養を運ぶための循環器の機能もよくなります。なぜなら、下半身の運動は第二の循環器のポンプであるふくらはぎの筋肉も鍛えられるからです。今のような夏場は、私の基準でいうとこまめに水分を取って、水でスキンケアしながら、帽子をかぶって、汗を体全体に手で分散させたりしながら歩くと35℃以上であろうが全然大丈夫ですが、それがしんどい場合には早朝がいいと思いますし、あるいはどうせ食材を買いに行く必要がありますから、その交通手段を徒歩にするなどです。
 私は人が最終的に命を落とすときの状況は、ほとんどのケースで最終的には細胞へ栄養を送達するシステムが崩壊する事にあると思っています。例えば、脳卒中とかでも、血管が詰まるわけですから、詰まった下位に存在する細胞には栄養が届かなくなります。それで脳主体の体のシステムが崩れて、結果として他の部分にも栄養が細胞に届かなくなる。人体のエネルギー学で考えたように、生命活動とはエネルギーなので、そのエネルギーが枯渇したら当然、生命活動は立ち行かなくなるということです。そうであるとするならば、今までの疫学的な結果を見ると、人の寿命は男性でも、女性でもおおよそ120歳が限界なので、そこまでどうやったら多くの人が生きられるか考える。それがこの記事の目的です。今述べたことを考慮すると全身の細胞にエネルギー源や水を適切に届けることを考える事が最もエッセンシャルであるといえそうです。和田先生の見解も含めて考えるとです。
 それを実現するにあたって根本的に重要なのは、循環器、心臓、腎臓、筋肉。肝臓、消化器、呼吸器も重要ですが、栄養素を届けるシステムでいうと、物質を循環させることにより直接的に関わる血管、リンパ管などの循環器、ポンプとなる心臓、筋肉です。そうすると、しっかり良い植物性食品を良い形でこまめに取る事。まあ、旬の果物ですね。真夏の今なら、ブドウでしょう。それと定期的な運動です。しんどければ、徒歩で十分です。体操とかストレッチもいいでしょう。これは全身の細胞に水と栄養素を届ける上でベースとなります。そのうえで、食生活を良く考えるということです。和田先生のいうようにたんぱく源として良質な動物肉を取るのもとても大事ですし、糖としてお米を食べる、脂質も肉から摂ったり、オリーブオイルもいいですね。
 今まではある程度、多くの人が過去、言われてきた情報と重複する部分もあるので、そんなたいそうなものではないですが、今までこうした観点において見逃されてきた重要な要素があると判断しています。それが皮膚ですね。実は体の最も大きな組織は骨格筋といわれますが、そうではなく、体の最表層を覆う皮膚が最も組織として大きいです。高齢になると何が悪くなるか?それは明らかに皮膚です。子どもと高齢者の皮膚の違いは歴然としています。ここにほとんど疑う余地はありません。これはね、太陽光による継続的なダメージもあるだろうとは思います。その証拠としてずっと服で隠れない顔が一番、皮膚が劣化するからです。それ以外のこの記事の内容に関連する要因として、皮膚の組織、細胞に対する栄養状態があると思われます。細胞に水や栄養が届かないから、組織の連結性が悪くなって、結果としてしわやたるみとなるということです。細胞はしなやかですが、細胞の周りを支える基質は細胞ほどの弾性がないので、細胞のカドヘリンなどの連結が悪くなると、結果、それが巨視的にはしわやたるみになるということです。これは細胞に栄養だけではなく、水分も不足していることを示します。皮膚は他の組織と比較して、最表面にありますから、皮膚から経皮で物質を届けることが原理的に可能です。水は特にそうですよね。皮膚の保湿と呼ばれますが、保湿ですから、水をしっかり定期的に皮膚の細胞に届けることと等価です。細胞にとって水は最もエッセンシャルな物質ですから、それを過不足なく届けることは当然、細胞の老化、寿命に効いてくる可能性があります。皮膚は最も大きな組織ですから。心臓、脳などの細胞に比べて、皮膚はおそらく後回しにされる組織で、栄養が不足すると皮膚が先に悪くなるケースも多いかもしれません。逆説的に考えると、もし、皮膚の水を含めた栄養状態を何らかの方法で最適化すれば、体の栄養送達の最も外側にある、一種のベースの栄養状態が非常に最適化されるので、その内側にある体全体の臓器の水を含めた栄養配分がより楽になるかもしれません。そうであるなら、経皮で栄養を送達することができないかを考える事は、それが人の120年の寿命を引き出すうえで一つのカギとなる医療であるといえそうです。さすがに鶏卵などの液体状の食べ物を塗るのは少し違和感があるけど、水と油は多分、大丈夫です。私が実際に自分の体で人体実験しました。水とオリーブオイルを塗ると、肌がスベスベになります。これはミクロにみれば、細胞が回復したということではないでしょうか?東大の研究で、子どもにおいて、皮膚からの食物性の抗原がアレルギー反応を惹起したということがありました。これは、経皮で物質が免疫機能のある循環器、それ近くまで届いたという証明かもしれません。かもしれないというのは細菌叢などの間接的な要因がぬぐい切れないからです。特に高齢になって経皮で栄養がとれるとなると、肌は見て悪いところがわかりますから、局所的に水、油をベースにして、これから安全性、効果が確認されれば、特定の食物由来の栄養素を塗るとか考えられます。これは、全身の細胞へ適切に120年間栄養を届けるうえで実は最も革新的で重要な考え方です。経皮栄養学ですね。あるいは細菌叢に栄養を作ってもらう。皮膚常在菌ですね。ま、今の段階で、これ以上、あまりいうことはないかな。でも、私は人の健康において男性ですが皮膚は決して軽視していません。むしろ、皮膚の水、栄養状態をこまめに整えることは、私が長く健康に生きるうえで最も大切な事の一つと位置付けています。確実に言えることは一番は水です。だから、そのつける水を今は最適にしています。飲んで最も美味しい水を皮膚につけるようにしています。お風呂でも当然、皮膚から水分子が多く吸収されますから、その水が良くなると、この考え方に基づけば寿命に効く可能性があります。そういう意味でも、日本の水を大切にし、感謝し、エコシステムを整えることは大切になってきます。ここにもつながってきます。だから、エコシステム論でお風呂の章を立てました。日本人にとって観光なども含めてあらゆる意味でお風呂はとても大切です。

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