いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
ドイツの18歳の学生さんは4月の中旬に
コロナウィルスに感染しました。
しかし感染した初期は状態がよかったといいます。
しかし、
数日後、倦怠感と極度の喉の渇きを感じるようになりました。
5月の初旬に彼は1型糖尿病と診断されました。
1型糖尿病はβ細胞が破壊されて
インスリンが出なくなる病気です。
この根本原因は一般的にはよくわかっていないと理解していますが、
このケースでは、コロナウィルス感染が関わっている
可能性があると医師から告げられました。
コロナウィルスがインスリンを分泌する
β細胞を破壊した可能性が考えらえています。
なぜなら彼の血液には
β細胞にダメージを与える免疫細胞が
含まれていなかったからです。
コロナウィルスが直接的にβ細胞に入っているのか
あるいは免疫反応よって放出された
サイトカインやケモカインが原因かわかりませんが、
1型糖尿病には自己免疫状態が関わっているとされているため
コロナウィルスに感染したことによって生じた
免疫応答の乱れによってβ細胞が破壊された
可能性を私は考えています。
実際に参考文献でも同じような考察がされています。
もしそれが実態をある程度捉えているとすると
免疫応答を暴走させないことが求められます。
では免疫応答が暴走する原因は何でしょうか?
例えば、RNAの複製率が高く
一気にウィスルが増える環境であると
それに応じて身体は緊急サインを出すかもしれません。
それで制御が難しくなるという仮説です。
もしそうであれば、
RNAの複製率が上がらないような処置
あるいはウィルスがまだ少ないときに
早期に治療できることが体中で起きるかもしれない
いろんな弊害を防ぐことができるかもしれません。
なぜなら
例えば複製率の指数が2だとします。
その場合、
1,2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024,,,,
とウィルスは増えていきますが、
初めの段階では数個しか増えません。
それが放置されると500、1000個と増えていきます。
つまり遅くなれば、変化率が大きくなるのです。
そうなる前に適切な治療をすることが望ましいです。
以上です。
(参考文献)
Smriti Mallapaty
Mounting clues suggest the coronavirus might trigger diabetes
Nature (2020) 24 JUNE
doi: 10.1038/d41586-020-01891-8
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